ワイヤーソーイングの特徴
ワイヤーソーイングは、対象物にダイヤモンドワイヤーを巻き付けて、張力を掛けながら高速回転させることで切断する、画期的な工法です。ガイドプーリー(滑車)の設置により、ワイヤーの通し方を工夫することで、大小様々な形状の構造物をスピーディに切断することができます。「低騒音」・「低振動」・「低粉塵」のため環境への配慮を要する工事に威力を発揮するほか、遠隔操作により地下などの困難な環境でも安全に施工することが可能です。
ワイヤーソイングの用途
静かな住宅街
騒音・振動・粉塵の発生が少ないワイヤーソーイングは、周辺環境への配慮が必要な住宅街などの現場でも活躍します。
砂防ダムのスリット工事
土砂の堆積防止や、生態系の改善を目的として行われる砂防ダムのスリット化工事にワイヤーソーイングは最適な工法です。砂防ダムのコンクリート面をコアドリルによって穿孔後、開けた孔からダイヤモンドワイヤーを通し堤体を切断します。
橋梁の解体
スピーディーに施工が可能なワイヤーソーイングなら、交通への影響が出るような橋梁の解体工事において工期の短縮を図ることができます。床版、主桁、壁高欄、橋脚などの各コンクリート部分の切断・解体に対応します。
高所箇所での切断
遠隔操作が可能なワイヤーソーイングなら、旧来工法では危険が伴うような高所箇所の施工も、安全に作業することができます。
水中構造物の撤去
ケーソンや防波堤など、水中にあって直接作業するのが困難な場所であっても、ダイヤモンドワイヤーを通すことができればワイヤーソーイングで切断することができます。
- 高層ビル、ダム、橋梁、高速道路の擁壁など、大型コンクリート構造物の切断および解体工事。
- 煙突、下水管などの切断工事。
- 地下鉄、トンネルなどの地下工事。
- 水中構造物の切断。
- 病院、ホテル、駅など、騒音や振動、公害などの配慮が必要となる場所での工事。
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