コンクリートを内側から砕く、合理的で能率的な静的破砕工法
バースターは、コアドリルによって穿孔した孔に油圧シリンダーを挿入し、加圧することで、柱、梁、壁、基礎など厚さ300mm以上のコンクリートを効率よく破砕します。最大2000トンもの破砕力を発揮することが可能で、無筋あるいは、鉄筋の少ないコンクリートに適しています。他の切断工法と比較して、コストと効率の面で優れています。
- 【用途】
- ビルなどの大型構造物の基礎コンクリート破砕工事。
- 港湾・河川などのコンクリート障害物の破砕工事。
バースターマシン
バースターマシン | |
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形式 | 4B3000 |
全長 | 1370mm |
全幅 | 570㎜ |
全高 | 650㎜ |
重量 | 135kg |
最大破砕能力 | 2000t(8本使用時) |
使用シリンダー | SP280 |
孔径 | φ200mm |
バースターヘッド | |
形式 | SP280 |
全長 | 200mm |
全幅 | 130㎜ |
全高 | 1020㎜ |
重量(本体) | 32kg |
重量(プレート) | 7kg |
破砕力(1本当たり) | 250t |
最大ストローク | 60mm |
バースター工法 施工事例
こちらの事例では最初に、コンクリート基礎にフラットソーで切込みを入れ、切込みに沿って、一定間隔でコアドリリングにより穿孔しています。その後、コア孔にバースターヘッドをセットしコンクリート基礎を分割することで、効率的に解体することができます。
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